2021年7月21日星期三

マメ クロゴウチから繊細レースのドレス&ペイズリー柄カーディガン、伊勢丹新宿店で

マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi )は、三越伊勢丹限定アイテムを2021年7月28日(水)から8月3日(火)まで伊勢丹新宿店・本館3階のリ・スタイルで販売する。


繊細レースのIラインドレス

ドレス 64,900円

三越伊勢丹限定アイテムとして展開されるのは、ドレスやカーディガンなど全4型。gucci ドラえもん 偽物中でも注目したいのは、レースやテキスタイルの切り替えを施したモノトーンカラーのIラインドレスだ。ボリュームのある袖口には繊細なリバーレースをあしらい、上品な手元を演出。サイドには深いスリットを忍ばせ、センシュアルなアクセントをプラスした。


胸元にカッティングを施したドレス

ドレス 44,000円

また、淡いパープルが目を引くエレガントなドレスもラインナップ。胸元のカッティングやウエストから裾にかけてドレープするシルエットで女性らしさを演出しながらも、リラクシングなジャージー素材を採用することでカジュアルなムードも纏わせた。


ペイズリー柄ジャカードのカーディガン

カーディガン 44,000円

カーディガンとニットベストは、短めの着丈かつ女性らしい丸みを帯びたシルエットに。グッチ 服ペイズリー柄ジャカードの上に半透明の糸を重ねて三重構造にすることで、磨り硝子越に見る世界のような曖昧な美しさを表現した。


なお、三越伊勢丹限定アイテムは、2021年プレフォールコレクションを紹介する期間限定イベントで発売される。また、9月と11月にも伊勢丹新宿店のリ・スタイルで期間限定イベントを開催する予定。気になる人は随時チェックしてみてほしい。

2021年7月13日星期二

【ルック】キム・ジョーンズによるフェンディ 2021年秋冬クチュールコレクション発表

「パゾリーニは近代化していくローマを目の当たりにしました。時代をつなぎ、古きものと新しきもの、過去と現在を結びつけること、そこにこそ私は興味を引かれるのです」 ― キム・ジョーンズ



キム・ジョーンズ(Kim Jones)のクチュールデビューが彼のイギリスからローマへの転身をなぞったとすれば、今回の「フェンディ2021年秋冬クチュールコレクション」は、永遠の都にすっかりなじんだジョーンズが、ローマの映画監督 ピエル・パオロ・パゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)の詩情あふれる作品を通して、この街を探索します。「ローマは様々な過去を持つ魅惑的な都市です。私はパゾリーニの世界観に常に刺激を受けてきました。彼はローマの歴史においてはアウトサイダーのようなものですが、その影響力は依然として衰えていません」と、キム・ジョーンズは語ります。


現代的背景の中にローマ史の様々な時代が織り交ぜられ、そこには終始パゾリーニの現実に対する視点が反映 され、あるいは屈折した形で表れています。フォルムとファブリックが無限のイリュージョンを作り出し、あらゆるものが見た目どおりではない本コレクションにおいて、映画監督のルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)は彼自身のパゾリーニ像を通じてショーを構成します。「私はずっとルカの作品を敬愛してきました。彼はパゾリーニのように、今の時代にとって切実なテーマに言及する表現者です」と、キム・ジョーンズは続けます。ルイヴィトン 洋服「歴史家は歴史を直接見つめます。しかし、パゾリーニのような映画監督、また詩人としても巨匠といえる表現者は、歴史を見つめ、昇華させます。彼の目を通して歴史は切実にして繊細な現代性を帯び、過去が現在に入り込み、私たちと同じ空気を呼吸するのです」と語るのは、ルカ・グァダニーノです。


異なる時代を重ね合わせる手法が最も直接的に表現されているのが、ファーやファブリックをスキャンして幽玄な シルクジャカードとして再現し、アンティークガーメントを生き返らせたアイテムです。コルネーリ刺しゅうとクリスタルビーズをはめ込み、現代の中に詩的に変貌を遂げた過去を投影しています。また、イタリア文明宮として知られるフェンディ パラッツォ(FENDI Palazzo)を取り巻くローマ時代の彫像に命が吹き込まれ、大理石のドレープはシルクのトロンプルイユとなり、パラッツォを囲むアーチはシューズのヒールに姿を変えています。力強いシルエットは繊細なレースのミニドレスとして再現され、クラシックな渦巻き形の装飾がフェンディの比類なるクラフツマンシップによる巧みな刺しゅうによって作り出されています。


イタリア産石材の不滅の魅力と加工方法が、独創的なアイデアとして常に姿を現します。ピエトラドゥーラのインレーはしなやかなレザーのインタルジアとなり、レザーをプレスしたプリーツはベルニーニ(Bernini)の彫刻のような錯覚を 起こさせます。イタリア産大理石を手彫りして作られたジュエリーは、まるで時間が止まったかのように小さく波打っています。マザーオブパールのモザイクがチュールドレスや、ハンドバッグ、シューズに重ねられ、ジャンパーは カラクールファーでつなぎ合わされています。


古代ローマの文化の交差点は、あらゆる年齢のモデルたちで構成される多様なキャストにも反映されています。「当時、ローマは世界の中心でした。その時代にこの地に暮らしていたであろう、そして今暮らしているすべての人々を仲間に加えたいと思ったのです」と、キム・ジョーンズは締めくくります。この都市の過去に、そして未来に目を向けるフェンディの精神に、またしても新しい命が吹き込まれました。